侘び銀樹」という、樹木の皮のような質感に、銀彩が施され、凹んだところにはところどころ黒色が見える渋い表情の作品です。

直径7.4cm,高さ7.8cm



銀彩が施された器は『育つ』器です。
使っていくうちに経年変化があります。
少しずつ変わっていく様を『景色』と呼び、それを愛でます。
使う人と共に過ごす『時間』を愛でるのです。

美しく育つには少し手間がかかります。
その手間を豊かな時間と捉えて、丁寧に暮らす。

その器が丁寧に暮らす そのひとつになれたら幸いです。

と野田さん。